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危機管理に関する著作活動

危機管理に関する本の出版、新聞・雑誌への寄稿など精力的に行っています。

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「特許と危機管理」 アップルとサムスンの特許を巡る武闘裁判
今回「特許と危機管理:アップルとサムスンの特許を巡る武闘裁判」は特許係争問題を危機管理の視点から述べたものである。この本では、日本企業が過去に様々な特許係争に巻き込まれ大きなダメージを受けていることも書いてあり、特に米国においては日本企業は特許問題について弱点を持っており、企業の危機管理に大いに参考になる。
(芙蓉書房出版から2013年2月15日発売 ¥1,995)

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[目次]
第1章 特許と知的財産
特許の基本的な歴史と知的財産について簡単に説明した。
第2章 知的財産・特許をめぐる危機管理
特許・知的財産に関して日本人になじみのない危機管理上の重要な事項について述べた。
第3章 日本企業が巻き込まれた特許係争と危機管理
日本企業が米国企業から訴訟された係争問題について、その原因を危機管理も含めて説明した。米国のプロパテント旋風が吹き当てれ、その犠牲になった企業が多い。日本と米国企業との特許裁判の歴史に残る事例を取り上げた。
第4章 米国における特許訴訟の基礎知識
米国の特許政策と法体系が他国と異質であり、他国企業にとっては非常に不利になる原因がある。原告の米国企業が有利になる、勝ちやすい裁判所、素人の陪審員が行う特許裁判と評決、米国での裁判は異国での裁判だ。アップルがサムスンを訴えた理由が分かる。米国では裁判所のほかに訴えるところがもう一つあるのも驚きである。
第5章 アップルとサムスンの天下分け目の訴訟合戦
特許訴訟のほとんどが和解で決着するのだ。でも両社は和解をせずに企業秘密までお互いに暴露してまで武闘裁判を行っており、裁判は世界各地で、これからも続くことと思われる。各地での訴訟合戦での両社経営陣の判断と心の変化も含めて、経営の危機管理の在り方を時系列に克明に述べたので参考にしていただきたい。
第6章 国際標準化の争奪と企業危機
国際標準化は日本企業の浮沈を決める重要なテーマである。独自の優秀な技術を持っていてもそれ国際標準化されないと「ガラパゴス」となり、グローバル社会でのビジネスに勝てない。EVの急速充電を巡る標準化は、日本方式が実用化され先行をしているが、後発の実用化されていない欧米方式に押されている。これはほんの一例であり、あらゆる分野での標準化争いが広く細かく激しく展開されている。視野を海外に向けていかないとグローバル時代を生き抜くことは難しい。
このようにこの本は、特許・知財の問題を企業の危機管理の視点からを述べたもので、広くビ ジネスマンに役立つもの思う。

既刊

「企業力は『広報』で決まる」

戦略的広報と危機管理コミュニケーション
芙蓉書房出版 2012年4月

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徹底検証―グローバル時代のトヨタの危機管理
「徹底検証―グローバル時代のトヨタの危機管理」

〜グローバル時代に求められる企業の危機管理とは?
芙蓉書房出版 2011年7月

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「知りながら害をなすな」〜優良企業はCSRで生き残る
「知りながら害をなすな」

〜優良企業はCSRで生き残る
ダイヤモンド社 2004年10月

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新聞への寄稿

本文を読む
災害時の安全と安心の確保は被災地情報収集と伝達による
〜埼玉新聞「オピニオン」〜
(埼玉新聞 2005年9月5日)
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何が正しいかに基づいた精神で
〜埼玉新聞「標点」〜
(埼玉新聞 2004年3月31日)
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社会的責任自覚した危機管理が必要
〜埼玉新聞「標点」〜
(埼玉新聞 2003年12月19日)
本文を読む
日常の危機管理を経営の中心に
〜埼玉新聞「標点」〜
(埼玉新聞 2003年9月17日)